芝生の種類

バミューダグラスとは?特徴と育て方

更新: 芝ぐらし編集部
芝生の種類

バミューダグラスとは?特徴と育て方

バミューダグラスは、学名Cynodon dactylon、和名ギョウギシバとして知られるイネ科の多年草で、アフリカ原産の暖地型西洋芝です。日本では「西洋芝なら寒地型で常緑」という印象で見られがちですが、実際には春夏に勢いよく伸び、冬は地上部が茶色く退いて休眠します。

バミューダグラスは、学名Cynodon dactylon、和名ギョウギシバとして知られるイネ科の多年草で、アフリカ原産の暖地型西洋芝です。
日本では「西洋芝なら寒地型で常緑」という印象で見られがちですが、実際には春夏に勢いよく伸び、冬は地上部が茶色く退いて休眠します。

しかもバミューダグラスは単一の芝ではなく、種で増やせるコモン種と、1959年に米ジョージア大学で開発されたティフトン419のように種ができずほふく茎で広がる改良系に分かれます。
この二分化が、初期費用、施工方法、育て方を大きく左右する分岐点です。

日当たりの良い庭でコモン種の種をまくと、夏に一気に密になっていきますが、北側の日陰だけは薄いまま残りやすいものです。
バミューダグラスは高麗芝より葉が硬く短い傾向で踏圧や擦り切れに強く、暑さに向く一方で寒さと日陰には弱いので、子どもやペットがよく走る明るい庭には合いやすく、日陰がちな庭には向きません。

バミューダグラスとは|暖地型の西洋芝

バミューダグラスは、学名Cynodon dactylon、和名ギョウギシバのイネ科ギョウギシバ属に属する多年草で、原産はアフリカです。
世界で最も広く植えられる芝の一つとして知られ、ゴルフ場や競技場だけでなく家庭の庭にも使われるのは、踏圧への強さと回復の速さが両立しているからでしょう。
夏の芝を考えるなら、まずこの性質を押さえておきたいところです。

学名・分類と原産地

バミューダグラスは暖地型の西洋芝で、気温が上がるほど勢いを増す性質を持ちます。
生育適温は25〜35℃、20℃以上で発芽するため、春の立ち上がりよりも初夏以降に本領を発揮しやすい芝だと理解すると扱いやすいです。
日本の高温多湿な夏でも基本的に枯れにくく、夏に強い芝を探す場面で候補に上がる理由はここにあります。

暖地型芝としての生育サイクル

春先に一面が茶色く見えて、「失敗したか」と不安になることがあります。
ところが5月に気温が上がると、休眠していた地際から緑が立ち上がってくる。
あの変化を一度見ると、冬の茶色は死ではなく季節の切り替わりだとわかります。
おおむね11月〜2月頃は地上部が茶色く退色して休眠しますが、根は生きており、暖かさが戻れば再び青さを取り戻すのが暖地型のサイクルです。

夏場の強さもわかりやすい特徴です。
猛暑日が続いても水やりだけで青々と保てた区画があるのに、隣の寒地型の区画は夏バテで薄くなっていた、という差は珍しくありません。
暑さに耐える芝を選ぶなら、見た目の緑だけでなく、その季節に本当に育つかどうかを見分ける視点が欠かせない。
乾燥に比較的強い一方で、日陰には弱いという弱点もあるので、植える場所の条件まで含めて考える必要があります。

コモン種と改良ティフトン系の違い

「バミューダグラス」は単一品種名ではなく、種ができるコモン種と、種ができない改良ティフトン系をまとめた総称です。
この違いが育て方とコストを分けます。
コモン種は種子で増やせるため、苗より初期費用を抑えて広い面積を緑化しやすく、種まきの適期は春の4〜5月と初秋の8〜9月です。
広い庭や面積の大きい緑化では、まずここが現実的な選択肢になるでしょう。

改良ティフトン系は、たとえばティフトン419が1959年に米ジョージア大学で開発されたコモンバミューダとアフリカンバミューダの種間雑種で、三倍体のため種子ができません。
地上・地下のほふく茎で広がる栄養繁殖性で、張り芝(切り芝)で施工します。
繁殖力が旺盛で踏圧からの回復が早く、ゴルフ場や競技場で多用されるのはそのためです。
ティフトン328(ティフグリーン)はゴルフ場グリーン用として区別され、細かな仕上がりを狙う場面で扱いが変わります。
葉は高麗芝など日本芝より硬く短い傾向があり、鮮やかな濃い緑とともに、擦り切れへの強さが目立つ。
芝刈りでは長さの3分の2以上を残すのが原則で、1週間〜1か月に1回の頻度が目安になります。
軸刈りは致命的です。

葉質・色・耐久性の特徴

バミューダグラスは、芝面が鮮やかな濃い緑にそろいやすく、庭全体の印象をきりっと引き締めます。
葉は高麗芝などの日本芝より硬く短い傾向があり、見た目の密度が出やすいのも特徴です。
踏圧や擦り切れに強いため、見栄えと耐久性を両立したい場面で選ばれやすい芝である。

色と葉の硬さ

鮮やかな濃い緑は、バミューダグラスを見たときにまず目に入る持ち味です。
芝面が詰まって見えるので、広い面積でものっぺりせず、手入れの行き届いた景観を作りやすいでしょう。
知人が高麗芝の庭から張り替えた際に「葉が硬めで踏み心地が変わった」と話していたが、その印象は葉質の違いを端的に表している。
柔らかい感触を優先する人には向き不向きが出るが、輪郭のはっきりした芝を好むなら魅力は大きい。

踏圧・擦り切れへの強さ

踏まれる力や擦り切れに強いので、人がよく歩く通路や遊び場でも傷みにくい。
子どもが毎日走り回る通り道でも芝がはげにくく、夏の間に踏み跡が回復していった場面は、この強さを実感しやすい例だろう。
ゴルフ場やスポーツ施設で使われるのも、単に丈夫だからではなく、繰り返し負荷がかかっても面を保ちやすいからである。
密度の高い芝面になることが、見た目と耐久性の両方を支えている。

コモン種とティフトンの葉質差

同じバミューダグラスでも、コモン種と改良種ティフトンでは質感が少し違う。
ティフトンは葉がより細く、刈り込みや踏圧からの回復が早いので、管理を詰めるほど面の均一さが出やすい。
コモン種は種子で増やせる扱いやすさがあり、ティフトンは張り芝で仕上げるぶん、きめ細かな仕上がりを狙いやすい。
葉質の差と回復力の差を分けて考えると、同じバミューダでも選び方が見えやすくなる。

暑さ・寒さ・日陰への耐性

暑さに強く、夏の高温多湿でも崩れにくいことが、この芝のいちばんの持ち味です。
日本の真夏に連日35度前後が続くような時期でも、朝の水やりだけで青さを保ちやすく、猛暑で先に弱りやすい寒地型芝と比べると、夏越しの安心感がはっきり違います。
乾燥にも比較的強いので、日中に強い日差しが当たる庭では扱いやすいでしょう。

暑さ・乾燥への強さ

7月から8月にかけて連続猛暑になった年でも、朝に1回水を与えるだけで葉色が大きく落ちず、踏圧のある場所でも見た目を保ちやすかったです。
蒸れに強いというより、熱で一気に傷みにくい性質が効いていて、真夏の管理負担を下げやすい。
水切れが続いてもすぐに全体が枯れ込むタイプではないため、日当たりのよい広い面を芝生にしたいときに向きます。

冬の休眠と茶色化

ただし寒さには弱く、気温が下がる11月から2月頃は地上部が茶色く退色して休眠します。
常緑のまま冬も青々と残る芝を想像していると、見た目の落差に戸惑うかもしれません。
休眠は弱り切った状態ではなく、寒さをやり過ごすための反応だと考えると理解しやすいです。
冬景色の中で茶色い面が増えるのは避けにくいので、季節で表情が変わる前提で植えると失敗しにくくなります。

日陰に弱い点と植え場所の選び方

日陰への弱さは、植え場所選びでいちばん差が出る部分です。
北側のフェンス際で試した区画では、半日以上日が当たらず、芝の密度が上がらないまま薄くなってしまいました。
結局その場所は別の対策に切り替えたのですが、これはこの芝が「暑い・日当たりが良い庭には向くが、日陰がちな庭には不向き」という性格をそのまま示しています。
建物や塀で光が遮られる場所を避け、できるだけ長く日が差す面を選ぶことが、きれいに育てる近道です。

種からの育て方|種まき時期と手順

コモン種は種子で増やせるため、苗や切り芝より初期費用を抑えやすく、広い面積をまとめて緑化したい場面に向いています。
種まきの成否は時期と地温、それに床土の整え方でほぼ決まるので、最初にそこを外さないことが肝心です。
実際に5月にまいて朝夕の霧状の水やりを続けると、2週間ほどで芽がそろいやすくなります。

種まきの適期と地温の目安

春の4〜5月と初秋の8〜9月が、コモン種の種まきに合わせやすい時期です。
地温が20℃以上になると発芽が進み、気温の低い時期にまくと芽がそろわず、立ち上がりにむらが出ます。
種まきは安く広く緑を作れる方法ですが、苗より2倍以上のコストがかかる切り芝と比べると、面積が大きいほど差が見えやすい。
だからこそ、暖かくなり切る前後を外さないことが仕上がりを左右します。
5月にまいて表土を乾かさないようにすると、一面が同じリズムで動き出すでしょう。

床土づくりと散布のコツ

床土は雑草や石を取り除き、できるだけ平らにならしてから種をまきます。
初年度に床ならしを雑にしたときは、水たまりになった部分だけ発芽がまばらになり、地面の起伏がそのまま仕上がりに出ました。
翌年は先に凹みを埋め、手でならしてから均一に散布したことで、芝面の密度がそろい、見た目の斑も減りました。
種は一気に置かず、重なりを避けながら薄く広げるのがコツです。
むらなくまくほど根が入りやすくなるので、あとからの補修も少なくて済みます。
ポイントは平らさです。

発芽までの水やりと養生

発芽までは、表土を乾かさないように薄く頻回に水を与えます。
朝夕に霧状で散水し、表面だけが白く乾く前に湿りを戻す動きが合っています。
発芽前に乾かすと出芽が悪くなり、せっかくそろいかけた芽が抜けて見えるので、最初の2週間は特に丁寧に見ます。
実際、5月の管理では、この水分管理を続けたことで芽が一気に立ち上がりました。
強く流す必要はなく、表土を動かさないやわらかい水で保つのがきれいです。
ここを外さず、静かに育てましょう。

張り芝・改良品種(ティフトン)の増やし方

ティフトン419は1959年に米ジョージア大学が開発したコモンバミューダとアフリカンバミューダの種間雑種で、三倍体のため種子ができません。
つまり、コモン種のように種をまいて増やす芝ではなく、地上・地下のほふく茎で広がる栄養繁殖性の芝として扱う必要があります。
最初から増やし方が違うと理解しておくと、施工方法も管理の考え方もぶれにくくなるでしょう。

種ができないティフトンの繁殖方法

ティフトン系は花穂を付けても、そこから実際に増殖用の種を取る前提ではありません。
三倍体で種子ができない以上、増やす手段は切り芝(張り芝)か苗に限られます。
ここを取り違えると、花が出るのを待って時間だけが過ぎてしまう。
種が採れると思って花穂を見続けたが、あとでティフトンは種ができないと知り、最初から張り芝にすべきだったと気づく場面は珍しくないはずです。

繁殖の軸は、地上と地下のほふく茎です。
節から横に伸びて新しい芽を出し、隙間を埋めながら面で広がるため、踏まれても回復しやすく、ゴルフ場や競技場で多用されます。
種で世代交代する草ではなく、伸びてつながる草だと捉えると特徴がはっきりします。

張り芝(切り芝)の施工手順

施工は整地した床土に切り芝を並べるところから始まります。
目地を詰めすぎず、かといって離しすぎもしない並べ方にして、目地や隙間へ目土を入れ、上から圧着して散水します。
張った直後は一面が完成形に見えなくても、ここで床土と芝片を密着させておくことが、後の生育を安定させる土台になるのです。
ポイントは、芝を置いて終わりにしないこと。
目土で隙間を支えながら根付きやすい状態を作っておきましょう。

実際、目地張りにして目土を入れたティフトンは、夏の間に隙間がほぼ埋まりました。
繁殖力が旺盛だからこそ、施工初期に見えていた地面のすき間が、茎の伸びと分げつの積み重ねで短期間に消えていくのです。
この回復の速さは、競技場のように見た目の均一性と耐踏圧性が同時に求められる場所でこそ生きてきます。
面がそろうまでの時間が短いのは、管理する側にとっても大きな利点でしょう。

ℹ️ Note

ティフトンは、植えたあとにじわじわ増えるのではなく、条件が合うと面で押し広がる芝です。だから施工では、増える力を前提に床づくりと張り方を組み立てます。

ティフトン419・328の用途の違い

ティフトン419は庭や競技場向けに選ばれやすく、ティフトン328(ティフグリーン)はゴルフ場グリーン用に開発された品種です。
どちらもティフトン系ですが、求められる芝面の細かさや管理密度が違うため、用途で役割が分かれます。
家庭の庭では、入手しやすさと踏圧耐性のバランスから419系が選ばれやすい。
日常的に人が歩く場所なら、多少の負荷に強く、回復が早い性質が扱いやすいからです。

品種名だけを見ると似ていますが、実際には使う場所が変われば求められる性格も変わります。
グリーンのように極端に低い刈り込みを前提にする場面と、庭で遊ぶ・歩く・寝転ぶ場面では、芝に求める優先順位が違うからです。
だからこそ、ティフトンを増やすときは「どの品種を、どこに、どう張るか」までセットで考えるのが正解になります。

芝刈り・水やり・冬越しの管理

芝刈り、水やり、冬越しの三つを押さえるだけで、芝の見た目と回復力は安定します。
とくに芝刈りは深く刈り込まないことが基本で、表土の乾き具合と季節の動きに合わせて手を入れると失敗が減ります。
夏に伸ばしすぎてから一気に刈ると傷みやすく、冬は休眠に入るため、管理の重心を切り替えるのがコツです。

芝刈りの高さと頻度(軸刈り回避)

芝刈りは長さの3分の2以上を残すのが原則です。
生長点まで刈ってしまう軸刈りは、葉先だけでなく株そのものに強い負担をかけ、刈った直後は整って見えても、その後の回復が遅れます。
夏に放置して伸びすぎた芝をまとめて短くしたら一部が茶色くなった、という失敗は起こりやすい。
そこで週1で浅く刈る習慣に変えると、刈り跡が均一になり、芝の勢いも保ちやすくなります。

生育期の芝刈り頻度の目安は1週間〜1か月に1回です。
伸びの速い夏は間隔を詰め、ゆっくり伸びる時期は少し空けてかまいませんが、伸ばしすぎてからの一気刈りだけは避けたいところです。
刈るたびに少しずつ高さを整えるほうが、軸刈りのリスクを下げられるからです。
ポイントは、刈りたい高さではなく「残す高さ」を先に決めること。

季節別の水やり

生育期の水やりは、表土が乾いたら行うのが基本です。
発芽期は根が浅く、夏の高温乾燥時も水切れを起こしやすいため、乾いた表面を見逃さないことが育ち方を左右します。
乾燥に強い芝でも、猛暑が何日も続けば地上部の勢いは落ちます。
土の乾き方を手で確かめながら、少し早めに補水するのが安全でしょう。

夏場は「雨が降っているから大丈夫」と考えがちですが、葉だけ濡れて土中まで届いていないこともあります。
深く根を張らせたいなら、表面だけを湿らせるのではなく、根がある層まで水を届ける意識が欠かせません。
そうすると、同じ暑さでも萎れにくくなるのです。
水やりの回数を増やすより、乾き具合を見て一回を丁寧に、が向いています。

冬の休眠管理とオーバーシード

冬の休眠期は生育が止まるため、水やりは基本的に不要です。
地上部が茶色く見えても、それは枯死ではなく休眠の状態であることが多く、ここで水を足しすぎると根元が湿り続けて管理しにくくなります。
常緑を保ちたい場合は、休眠前にペレニアルライグラスなどの寒地型芝を重ねまきするオーバーシード(オーバーシーディング)が役立ちます。

冬の茶色化が気になり、休眠前にライグラスをオーバーシードしたことで、冬も緑を保てた経験は少なくありません。
暖地型芝が休む時期でも見た目をつなげられるので、庭の印象が落ちにくくなります。
春になって主役の芝が動き出したら、重ねまきした芝との役割を切り替えていくのが自然です。
季節の変わり目を先回りしておくと、冬の景観がぐっと安定します。

高麗芝との違いと向いている庭

高麗芝と比べると、バミューダグラスは葉が短く硬めで、地面を細かく覆う密度と踏み荒らしへの強さが出やすい芝です。
とくにティフトン系は、子どもやペットが走り回る庭でも回復の速さが頼りになります。
ただし、見た目のやわらかさや落ち着きを優先するなら高麗芝のほうが合う場面もあります。
冬はどちらも茶色く休眠しますが、バミューダは寒さと日陰にやや弱いので、南向きの明るい庭かどうかが分かれ目になるでしょう。

葉質・色・密度の違い

高麗芝は葉がやわらかめで、足裏に当たる感触が穏やかです。
これに対してバミューダグラスは葉が硬く短い傾向があり、地面を低く締めていくように広がります。
管理していると、同じ「芝生」でも印象がかなり違います。
高麗芝のほうが芝面の表情に少し余白があり、バミューダは密度で押し切る感じだ、と言い換えてもよいでしょう。

実際に高麗芝の庭からバミューダに替えると、踏み跡の回復が早くなりました。
子どもが同じ場所を何度も横切っても傷みが残りにくく、地面が荒れにくいのです。
反面、葉の硬さは好みが分かれます。
素足でくつろぐ時間を重く見るなら高麗芝、耐久性を優先して遊び場として使うならバミューダ、という整理になります。

繁殖方法とコストの違い

高麗芝は張り芝で仕上げるのが中心で、初期費用はかかっても、最初から均一な面を作りやすい芝です。
バミューダのコモン種は種からも増やせるため、広い面積を安く緑化したいときに扱いやすくなります。
施工の考え方がここで分かれます。
短期間で見栄えをそろえたいか、面積を抑えたコストで広げたいかで選ぶと迷いにくいはずです。

もっとも、種で広げられるからといって、どの庭にも向くわけではありません。
バミューダは地面に密着して増えるぶん、日当たりと地温が出る場所で力を発揮します。
南庭のように光がよく入る場所なら広がりが出やすく、施工後の立ち上がりも軽い。
逆に中庭や建物の影が長く入る場所では、思ったほど厚みが出ませんでした。
立地で使い分ける判断が要ります。

どんな庭に向くか・向かないか

バミューダグラスは踏圧や擦り切れへの耐性が高く、特にティフトン系はよく走る庭と相性がいいです。
子どもやペットが毎日のように動くなら、傷んでも戻りやすい芝のほうが管理しやすいからです。
日当たりの良い南庭では勢いが出て、遊び場としての使い勝手が上がります。
おすすめです。
芝面を「鑑賞」より「使用」に寄せるなら、かなり頼れる選択になります。

ただし、寒冷地や日陰がちな庭では高麗芝のほうが無難です。
バミューダは冬に茶色く休眠する点は高麗芝と共通ですが、寒さにやや弱く、暗い場所では薄くなりやすいからです。
落ち着いた見た目を長く保ちたい庭、木陰が多い庭、歩行量が少ない庭では別品種も検討するほうが合っています。
おすすめは、まず日照と使い方を見てから選ぶことです。

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芝ぐらし編集部

芝ぐらしの編集チームです。芝生の品種選びから手入れ、トラブル解決まで、美しい芝生づくりに役立つ情報をお届けします。

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